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全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第41条

先週末は2013年SUPER FORMULA最終戦でした。

山本尚貴選手が逆転でチャンピオンを獲得するのかが注目され、結論から言ってしまえば獲得したのですがどうにも「もやもや感」が残る結末でした。

と言っても山本選手の成し遂げたことに対してではなく、チャンピオン獲得条件についてのことです。

モータースポーツの年間チャンピオン決定の一般的なルールとして「選手権ポイントが同点の場合は上位順位の回数が多い方がチャンピオン」というものがあり、それはSUPER FORMULAでも同様だと考えていました。

そう考えていたのは私だけではないようで、鈴鹿サーキット公式サイトでも
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http://www.suzukacircuit.jp/superformula/point/index.html

この様に、ポールポジション2(2P)+優勝(8P)+3位(3P)=13Pではポイント数では並ぶものの、優勝回数(ロッテラー選手2勝、山本選手1勝)でチャンピオンになれないという解釈です。

当事者である山本選手ですら
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http://superformula.net/sf/race/2013/1307/champions.shtml

この様に述べており、当初は同点ではチャンピオンになれないと考えていた様子がうかがえます。

ところが日曜日になって突然、「同点でも山本尚貴選手がチャンピオン獲得」という情報が流れてきました。

その根拠がタイトルにある「全日本選手権スーパーフォーミュラ統一規則第41条」なのですが、そこにはこうあります。

第41条 選手権順位の認定
1.JAFは各選手権の最高得点者をスーパーフォーミュラの全日本選手権保持者として認定する。
2.複数のドライバーまたはチームが同一の得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定する。
1)高得点を得た回数の多い順に順位を決定する。
2)上記1)の回数も同一の場合、最終戦における得点をもって決定する。
最終戦の得点によっても順位が決定できない場合は、最終戦の前の競技会における得点をもって決定する。それでも結果がでない場合は、さらにその前の競技会における得点というように遡って順位が決まるまで続ける。
3.当該部門の選手権保持者および上位入賞者は年末に開催されるJAFモータースポーツ表彰式に出席しなければならない。


この規定、「高得点を得た回数の多い順」とありますがそれが「1大会あたり」なのか「1レースあたり」なのか非常に曖昧です。1大会あたりであれば山本選手がチャンピオンですが、1レースあたりとなれば話が違ってきます。

今となっては「1大会あたり」という事だったのでしょうが、このような特殊が規定があるならばなぜ事前に周知徹底させていないのか、疑問というよりあきれてしまいます。

年間チャンピオンという、スポーツにおいて最も盛り上がる瞬間がこんな曖昧で尚且つ存在をほとんど知られていないルールで規定されているのはおかしいですよ。

そもそも、存在を知られていないルールはルールとしての意味があるんですかね?

「ファンならルールを知ってて当然」と言われればそれまでですが、ファンですら知らないルールを初めてレースを見る人がどうやって知りえるんでしょうね?それともそんな細かいことは知らなくても「現場に来てレースを見れば魅力は伝わる」のでしょうか?

チャンピオン決定方式すらまともな情報が得られないスポーツを、安くない金額と少なくない手間をかけてサーキットまで来てくれるもの好きなんて数少ないですよ?

そういうもの好きを増やそうと、お子様向けに「スーパーフォーミュラハンドブック」なるものを作って会場で配ってるんですよね?

そのハンドブック8ページに、「もし同点の場合は優勝の回数が多い方が、それでも同じ場合はより上位の順位が多い方がチャンピオンになるんだよ」と堂々と嘘を書いてあるのはどういう了見なんでしょうね?

間違いをチェックして指摘する人は内部にいないのですかね?

でもそういう人がいたから日曜日になって「獲得ポイントが多い方優先」という情報が出てきたんですよね?

なんでそれをもっと早くできなかったんでしょうね?

アホなんですかね?

アホなんでしょうね。
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by META_Lin | 2013-11-12 18:33 | モータースポーツ

2013 MFJGP SUZUKA

どのクラスも最終戦でのチャンピオン決定のシチュエーション。特にJSB1000クラスは9人にチャンピオン獲得のチャンスがあるということで、事前にこのような早見表を作って持参しました。

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2レースあるので複雑ですが、現実的には3位の中須賀選手までが圏内といったところ。個人的には高橋巧選手を応援しているので何とか頑張っていただきたかったのですが。

[Race1結果]
1.中須賀克行
2.柳川明
3.津田拓也
4.秋吉耕佑
5.高橋巧

序盤からこの5人によるトップ集団。些細なことで1位にもなれば5位にもなるような混戦でした。

[Race1終了時ポイント]
1.柳川明 141P
2.中須賀克行 139P
3.高橋巧 137P
4.津田拓也 130P

Race2に向けて、チャンピオン争いはこの4人に絞られました。Race1終わって柳川さんトップとはいつか見た光景です。自力チャンピオンの可能性があるのは柳川、中須賀の2選手。高橋巧選手は2人に先着したうえで結果待ちの展開になってしまいました。

そしてRace2。序盤はRace1同様5人のトップ集団でしたが、中盤ころから雨模様。それほど強くはなかったのですが、オフィシャルが提示したレッドクロス旗を勘違いしたのか5人が一気にスローダウン。その後再びレーススピードに戻りましたが、その時のごたごたで各選手の間隔が離れて中須賀選手の独走状態になりそのまま優勝。

見事ダブルウィンによる逆転チャンピオンとなりました。

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高橋選手は…結果論ですが2レースとも2位であればチャンピオンだったわけで、その実力もあるはずだけに残念というほかないですね。安定して上位には入れるのですが、ここ一番の爆発力に欠ける印象でしたね…。

今年のレース観戦はSuper FORMULA最終戦を残すのみ。こちらは最終戦に出場しない人がチャンピオンに一番近いのですがさて…。
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by META_Lin | 2013-11-04 21:23 | モータースポーツ